じんましん(蕁麻疹)の原因・種類・治療法

じんましんの原因や様々な種類等について

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蕁麻疹検査について

      2015/03/12

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蕁麻疹の検査は、その原因や対策を探るため、様々なものがあります。

皮膚描記検査

皮膚を爪先やペン先などでこすり、その刺激による反応を調べる検査法。
蕁麻疹の場合は、まず赤くなり、その後は赤くなった部分が盛り上がります。
アトピー性皮膚炎の場合は、白くなることが多く見受けられます。

プリック・スクラッチテスト、皮内テスト

プリック・スクラッチテスト:皮膚の一部を軽く刺したり、ひっかくなどして、卵黄や卵白、牛乳、小麦粉、スギ花粉、猫の毛などのアレルゲンになりやすい物質のエキスをのせる検査法。

皮内テスト:アレルゲンエキスを皮膚内に注射する方法。

これらの方法で、15~20分後に皮膚にできた赤み、ふくらみの大きさでアレルギーの有無を判断します。

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血液検査

血液検査には2つの目的があり、肝機能や感染症の有無をを調べる目的と、アレルギー検査により総lgE抗体、特異的lgE抗体を調べることにより、原因となるアレルギーがあるかを調べます。

lgEとは・・・体に病原菌などの異物が侵入してくると、体内では異物に立ち向かう抗体が作られます。その抗体にはlgM、lgG、lgA、lgD、lgEと5つの種類がありますが、アレルギーに関係しているのがlgEという抗体です。

lgE抗体が肥満細胞(核の大きさから付いた名称。肥満に関係した細胞ではない)に付着し、異物に過剰に反応して炎症物質を放出することで、アレルギーがおきます。

誘発テスト

蕁麻疹や暑さや寒さ、日光などの刺激により発症することがあるため、温めたり冷やしたり、日光をあてて、症状が出るかを調べるという検査。

その他

原因がよくわからない場合、詳細な検査が必要な場合に行われる。たとえば、アレルゲンと予測される食物、薬物等をごく少量摂取して反応を見たり、ピロリ菌が原因の可能性があるため、ピロリ菌の検査をする場合もあります。

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 - じんましんの検査

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